ソワ・ド・リヨン とは?
フランス中部の ソーヌとローヌ川 にはさまれた歴史あるところ、
「 リヨン 」で織られるシルクのこと。
リヨンのシルクには17世紀にまで遡る歴史があります。
いにしえから 「 リヨンの絹 」 は美しい色とアーティストのデザインで卓越した存在。
そして宮殿に「 リヨンの絹 」を張りめぐらすことは当時からヨーロッパ中の王侯貴族達の憧れ。
職人達は細く美しいシルク糸を、非常に密に織りました。
街の中心にあるリヨン織物美術館には、ヴェルサイユ宮殿への特注品、ナポレオン皇后のジョゼフィーヌやロシア皇帝からのオーダー・・・と、夢のように美しいシルク織物があります。
今でも、クチュリエが選びとり、フランス一のシルクスカーフメゾンがオーダーするのもリヨンの絹 。
その良さと違いは、数十年経ってより現れてくるのです。
使えば使うほどよりそのしなやかさが増し、その色の枯れ方の美しいこと!
特にいにしえのシルクは今のものよりも一段と素晴らしいもの、
当時の職人が、持てる限りの手間と技術を注いだシルク織りなのです。
たとえばこんなストール達、
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フランスの枯れ葉色・リヨン絹織物スカーフ/アンティーク・モード
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ワイン色・リヨン絹織物ストール/アンティーク・モード
東洋からもたらされたシルクが、フランスで花開きました。
Page de Marie-Louiseでは、そんな「 リヨンの絹 」をご紹介していきます。
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*リヨン織物装飾芸術博物館(Musées des Tissus et des Arts Décoratifs de Lyon)
公式ウェブサイト(フランス語、英語):
http://www.musee-des-tissus.com
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