こちらは18世紀フランスレース、「ポワン・ド・ネージュ」のカフスペアです。
「ポワン・ド・ネージュ」とは、フランス語で「雪の結晶」。
1本の針と糸で模様が書かれた型紙の上へ刺繍し、仕上がったら型紙を取り完成です。
(この技法をニードルポイントレースといいます)
当時、これだけのものを作るのには一人で半年いや、それ以上はかかっていました・・・信じられない時間と技術をかけて作られた王侯貴族の時代のレースです。
当時でも王侯貴族しか身につけられなかったレースや刺繍は、今でもヨーロパでは「 糸の宝石 」と言われ額に入れ飾られます。
小さな薔薇、茎、植物が絡み合ってシメントリーにルネサンス模様がつくりだされています。
当時のリネン糸はヨーロッパで最高級のリネンといわれたフランドル(今のベルギー・オランダ)製のもの。
今ではもう作られなくなってしまいました・・・数世紀を超えても存在しているのはその糸があったからこそ・・・今でも当時のまま残っています。
レースの専門家はこんなレースを顕微鏡で観察する位なのです。
こんなアンティークレースをモダンなお洋服へ縫い付ける・・・これこそオートクチュール♪
どんなフランスのクチュール・メゾンでもかないません。。。
信じられないような技を使ったレースは、18世紀ならではです。
N.012 ポワン・ド・ネージュ(雪の結晶レース)
フランス 18世紀
素材:リネン
サイズ:L24.5cm x W8.5cm(糸や布ですのでサイズは「約」となります)
ペア価格:45万円
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