こちらはベルエポック期の手刺繍のレースストールです。
極薄いコットンとリネンの混紡素材のチュールへ、リネン糸で手刺繍が施されています。
周囲のスカラップも全て手刺繍。
裾には薔薇模様が一面に刺繍され、薔薇の花びらはダブルになっていて立体的につくられたもの。
つぼみもそんな作りで、とても凝った刺繍です。
長さが2m近くありますが、薄手ですので幾十にも巻いて使っても軽やかさはそのままで素敵です。
巻くと刺繍のスカラップが所々に見え隠れし、裾には凝った刺繍が現れて・・・ロマンティックで素敵なストールです。
アンティークならではの象牙色も良いですね・・・それにこの透明感!
コットンリネンの生地は、今では作られなくなったとても細い糸を寄り合わせて編まれた生地です。
肌触りがとても良く、ずっと触れていたい気持ちになる位・・・
こんなストールをさらっと巻いて・・・夏でももちろん使えますが、初冬や初春、少し寒い時にこんな象牙色を濃色のコートに合わされてもとてもシック♪
重い素材のお洋服だからこそ、軽やかさと透明感を添えて・・・大好きなお洒落の仕方です。
N.017 <アンティーク手刺繍レースストール・薔薇>フランス 19世紀後期〜20世紀初期
素材:コットン・リネン
L240cm x W28cm(糸や布ですのでサイズは「約」となります)
価格:18万円
* お問い合わせの際は、お手数ですが上記の品番と品名をお書き添えください。