*** こちらのお品はSoldとなりました、ありがとうございました。***
雪のようなアンティークレースのストールのご紹介です。
19世紀中期頃のフランス製で、レースの名前は「ポワン・ダングレテール」、つまり「英国レース」です。
フランス製なのに英国風?
当時このスタイルのレースはフランスやベルギーからイギリスに沢山輸出されましたので、そのように呼ばれたのです。
リネン製の細かく目の詰んだチュールに、同じチュールをアップリケ+リネン刺繍です。
この細かな手仕事をご覧下さい。
もちろん全てハンドメイド、フランスの田園の花々やブーケを刺繍は、全てが少しづつの柄違いです。
花や葉の形にカットした生地をリネン糸でチュールへ刺繍し模様を作った細やかな手仕事。
今はもうこんなリネンは存在せず、そして手仕事の技術も絶えてしまい、作ろうにも作れないものなのです。
20世紀初頭までのフランドルのリネンは最高でした。
北ヨーロッパの厳しい冬を乗り越えた亜麻(リネン)は細く強靭な繊維となり、それを人が紡ぎました。
それも信じられないくらいの時間と手間をかけて。。。
それが「妖精のレース」と言われる手仕事になっていったのです。
小さな水玉に見えるところも、このような可愛い5つ紋の刺繍です。
これは裏、きれいです。
このストールは2等辺三角形の形になっていますので、とても使いやすく、
後ろ部分は首に添うように丸くカットしたものを継いで立体的に作ってありますので、ふわっと背にかけるだけですっきりと身に収まります。
さらっと巻いたり結んだり、暖かい季節だけでなく、秋冬のジャケットやコートに優しさを添えてくれる
アンティークモードのオブジェです。
(クリーニング済み)
*クリーニングは手洗い可、25度以下の低温で繊細な素材用洗剤を使用し、仕上げに糊を軽くきかせますときれいに仕上がります。
タオルに挟んで水気を取りそっと形を整えて乾かし、中アイロンを仕上げに軽くかけてください。
N.054 <ポワン・ダングレテール / レースストール>
フランス 19世紀後期
素材: リネン
サイズ;二等辺三角形型 底辺220cm 二辺115cm 高さ80cm
価格:Sold-
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