フランス、1910−20年代のアール・デコ装飾時代のブローチです。
シェルと錨、櫂がブローチになっています。
1910年代以降、フランスの社交界ではヨットや水泳等のマリンスポーツが盛んになりました。
北フランスの「ノルマンディーの女王」と言われたドーヴィル海岸、南フランスのニース、カンヌなどには港、ヴィラ、豪華ホテル、カジノが立ち並び、上流階級の社交場になった時代のブローチです。
中央の18金製のシェルは非常に細かな槌打ちで、シェルの形に添って艶消し加工があり、
貝殻のきれいな曲線を表現しています。
裏側もとてもきれい、ピンはしっかりととまります。
シェルの上と中央にはプラチナフレームでダイヤモンドがセッティングされています。
錨(いかり)と縄はプラチナ製、錨にはダイヤモンドが一面にセットされ、
上部にはカリブレカットのルビーが18金フレームにてセッティングされています。
船の櫂は18金とプラチナ製、先にダイヤモンドがセッティングされています。
質の高い宝飾技術で作られた、スポーティでシック、女性でも男性でも身につけられるジュエリーです。
N.0285 <ブルーマリン>
France 1910-1920
素材:プラチナ・ダイヤモンド・ルビー・18金
サイズ:L4.8cm x W2.0cm
価格:22万円
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