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アンティークバカラ、19世紀のシャンパン・フリュットのご紹介です。
「フリュット」とはフランス語で「フルート」のこと、そうあの楽器のフルートです。
これはバカラの最も美しく典型的なモデル、
1828年の「シャルル10世」や1889年の「エリゼ」モデルにもこのスタイルのデザインが使われていますね。
涼やかなクリスタルガラスにルネサンス・ガーランド模様がグラビュールされ、
その上に金彩がほどこされています。
金彩はぐるっと全面が柄違い、19世紀ならではです。
すらっとした細身のグラス、カッティングは重厚、
触れただけでバカラクリスタル特有の金属的な響きが鳴ります。
シャンパンを注ぐと泡がふわふわっと立ち上っていく様子はまるで音楽が聞こえてくるよう。
そこからフリュットと名付けられたのです。
この脚のデザインはバカラらしいですね!
シャンパンだけでなく、カクテルやフルーツジュースなどアペリティフ(食前酒)にも素敵です。
シャンパングラスは、エレガントなオブジェ。
ダースでそろえるのも豪華ですが、乙なフランス人は1つ毎にデザイン違いを買い足してずらっと揃えていくそう。
こんな揃え方は、フランスの
アール・ド・ヴィーヴル♪
このグラスを見ていると、そんな風に素敵に揃えてみたくなりました!
* Baccarat
バカラはフランスで1764年に創設されたクリスタルガラスのメゾンです。
アンティークの作品で18世紀中期から19世紀後期までに作製されたオブジェの多くはヨーロッパ王侯貴族や大ブルジョワによるオーダーメイドでした。
バカラの良さは、ヨーロッパで最高と言われる鉛含有率30%-38%の質の高いクリスタルガラスのクオリティ、カッティングの美しさ、金彩やグラビュール(彫刻)、エッチングを施し、金や銀、ブロンズで装飾した重厚で繊細なオブジェのデザインにあります。パァジュ・ド・マリー・ルイーズではヨーロッパ最高のクリスタルメゾンのアンティークバカラの中でも、稀少で美しい品をセレクトしご紹介しています。
どのオブジェもパリのバカラ美術館へ同様の作品が保存されていますが、市場では殆ど見られないコレクションです。
* アンティークバカラの金彩
1764年の創立以降、主に18世紀から19世紀後期の王侯貴族の注文品であったオブジェに見られます。バカラの金彩は厚みがありハイキャラットゴールドを使用、100年を超えてなおその色と繊細な絵をとどめています。
N.0314 < シャンパン・フリュット/アンティークバカラ>
フランス 19世紀後期
素材:クリスタルガラス・金彩
サイズ:底直径6.7cm x 口直径5.3Wcm x H18cm
価格: 2万5千円
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