*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
「ノルマンディーレース」と言われるレースとホワイトワークのパッチワーク技法のお品をご紹介します。
ノルマンディーはフランス北部の地域で、古くから独特の文化をもっています。
この地方では独特のレースと、刺繍をしたリネンのモチーフを繋ぎ合わせた手工芸があり、
テーブルクロスやベッドカヴァー、民族衣装のドレスエプロンや帽子を作っていました。
これは丸いテーブルクロス、
ハンドメイドのホワイトワークがはめこまれています。
少し薄く見えるところはチュール生地にハンドメイドのホワイトワーク、
ホワイトワークの間には、リバーレースを挟み込み、全てハンドメイドでパッチワーク(カットした生地と生地をつなげる技法)しています。
このデザインは、教会の丸いステンドグラスのようなデザインで「ロザリー」と言われるもの。
「ロザリー」とはフランス語で「バラ窓」のこと、重なったバラの花びらのように丸く開く様子からでた言葉です。
中央のホワイトワークはノルマンディーに咲く花々、
非常に薄いリネン生地への刺繍、
大変細いリネン糸で刺繍され、たっぷりと盛り上がりを付けて陰影をだしています。
所々にオープンワークも取り入れて、
それにしても、どんな風に計算してこんな丸い形に上手に全てのレースや生地をはめ込んだのでしょう?
下絵を描くだけでも素晴らしい仕事、
透けるレースと重さのある刺繍のバランスも綺麗ですね♪
ノルマンディーの寒く厳しい冬、春を待ちわびる人々が丹念に綴った田園詩のようなこのレース&刺繍、
ヨーロッパ北方の暖かさのある工芸です。
破れ、傷等はなく綺麗な状態です。
N.069 <ノルマンディーレース> フランス 19世紀後期〜1900年後頃
素材: リネン
サイズ:直径約75cm
価格:Sold-
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