*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
珍しいフランス彫刻のアンティークジュエリーボックスのご紹介です。
素材はこれも珍しい「シェーヌ・ルージュ」、
フランス語で「赤樫の木」です。
暖かみのある赤みを帯びた色が特徴の樫の木で、重厚なルネサンス様式に彫り上げたボックスです。
蓋には、中央にPMのモノグラム、シメントリーでルネサンス植物模様が彫られています。
内部はブルーシェル(フランスの空色)のシルクのキャピトネ製、
「キャピトネ」とは19世紀中期、ナポレオンⅢ世様式のクッションの形です。
キャピトネは綺麗で使用の形跡は殆どありません。
蝶番はブロンズ製、ボックス角一面に張られしっかりとした作りです。
蓋は写真左あたりで止まり、写真右まで開きます。
ブロンズ金鍍金製の鍵は装飾です。
蓋のフレームにはルネサンス模様、下部のフレームにはリボン模様の彫りがあります。
蓋は数段に段差がつけられ、これもルネサンス時代の様式です。
リボン模様はどの辺も中央から左右対称に模様が付けられています。
これは後ろ側、
底には四つ角に彫りを施した高さ1cm程の足がセットしてあります。
滑らかな赤樫の木製のこのボックス、
手触りも柔らかく触っていても心の和む自然の素材、
フランスでは、不安なとき、なにか良い事がありそうなとき「木を触れ!」と言います。
天然の木を触ると福が訪れるという言い伝えです。
落ち着いた赤樫色、開けるとシックなフランスの空色のコンビネーションも美しいボックスです。
N.0372 シェーヌルージュ彫刻・ブルーシェル/アンティークジュエリーボックス
フランス 19世紀中期
素材:赤樫の木・シルク・ブロンズ
サイズ:L39.5cm x W13cm x H9cm
価格:Sold-
お問い合わせはこちらのページへどうぞ
*オブジェ カタログページへ戻る*
アンティークジュエリー
ー