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1936〜40年代のピッシェ(英:ピッチャー/水差し)をご紹介します。
この時代らしい華やかなマスキュリン的な美しさ、
厚みのあるクリスタルにクリスタル・タイユされた重厚なクリスタル・オブジェで、
古代ローマの壺をモチーフにしたフォルムです。
360度、ご覧下さい。
上から見たところ、
底は星形、
上に向かって構築的なラインと星形のクリスタル・タイユがあります。
このピッシェは当時らしい大変厚みのある重厚なクリスタル、
欠け、ヒビはなく、刻印は底にあります。
バカラ・オブジェの素晴らしさの一つに、テーブルに一つあるだけできらきらと輝くような華やかさがあります。
「ピッシェ」はいにしえのテーブル・セッティングでは水を入れテーブルに置きますが、
実は花瓶としても使いやすいものです。
白く透明、厚みのあるクリスタルのもつ重厚な雰囲気も魅力のクリスタル・オブジェはこの時代のバカラならでは、
重いオブジェで多少の事では倒れませんので、注ぎ口から流れるように枝などのグリーンをさらっと生けるのも素敵です♪
このお品は
N.0453 ロザンジュと星のタイユ・キャラフ(英:デキャンタ) /アンティークバカラとペアとしてお使い頂け、ペア価格がございます。
* バカラ Baccarat
「バカラ」はフランスで1764年に創設されたクリスタルガラスのメゾンである。
アンティークの作品で18世紀中期から19世紀後期までに作製されたオブジェの多くはヨーロッパ王侯貴族や大ブルジョワによるオーダーメイドであった。
バカラの良さは、ヨーロッパで最高と言われる鉛含有率30-38%の質の高いクリスタルガラスのクオリティ、カッティングの美しさ、金彩やグラビュール(彫刻)、エッチングを施し、金や銀、ブロンズで装飾した重厚で繊細なオブジェのデザインにある。
*クリスタル・タイユ
回転板を回しながらクリスタルガラスを刻む技法。
ダイヤモンド、キャレ(四角)、エトワール(星)等の名がついた幾何学模様を中心とした非常に多くのバリエーションがあり、それらの凹凸を違え模様を組み合わせ完成したデザインが刻まれ、1つのオブジェへ各技法と技術毎に4〜5人の職人が携わり完成させる。
バカラは1824年に、水力エネルギーによる回転板技術を取り入れた最初の工房で、最も完成度の高いオブジェを創作するに至る。
N.0455 古代ローマ壺型のピッシェ(英:ピッチャー)/アンティークバカラ
フランス 1936〜40年代
素材:クリスタルガラス
サイズ:幅(注ぎ口と持ち手を対象に置いた場合→1番目の画像の位置)17.5cm x 中央の最も幅のある部分W12cm 底直径10.8cm x H24cm
価格:Sold-
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