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18世紀のフランスのボタンをご紹介します。
ルイ16世王、王妃マリー・アントワネット時代のボタンです。
鋼鉄に彫金し、金を背景に施しています。
彫金の模様は王妃マリー・アントワネット時代様式の、
愛の鳥と薔薇♪
中央に羽ばたく鳥、
周囲を薔薇が飾っています。
鋼鉄は、「はがね」とも言う鉄から作られる高合金で、日本の刀の素材でもあり、
ヨーロッパでも古くから剣や甲冑、装飾品に使われています。
彫金はすべて宝飾彫刻師が行ったボタンで、
当時、このようなボタンは宮廷の人々だけのオブジェでした。
愛らしい彫刻がより映える様、彫金の背景には金を施しています。
様々な深さで彫られた彫金で、
拡大しますと、その宝飾師による彫りの魅力が見て取れます。
マリー・アントワネット時代の「ナチュラリズム」(自然主義)の様式で、
当時の宮廷では、植物学者や動物学者達が、自然や天の動きを宮廷の人々に伝え、
研究することが流行していました。
未だ旅行もままならない時代、
遠い異国で発見され、東方貿易によりヨーロッパへもたらされた植物や動物達は、
異国への憧れと自然界への興味で、自然学は宮廷人達の注目の的でした。
フレームは幾何模様に彫られています。
後ろ側、
彫りを拡大して、
実物はこのくらいのサイズです♪
18世紀、ナチュラリズムの愛のボタンです。
N.0606 18世紀マリーアントワネット王妃時代のボタン/アンティークオブジェ
フランス 18世紀後期
素材:鋼鉄・金
サイズ:直径3.3cm
価格:Sold-
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