*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
19世紀前期のフランスの香水瓶をご紹介いたします。
クリスタルガラスへ薔薇の金彩をほどこし、
ルネサンス時代装飾をブロンズ金鍍金で飾ってあります。
全てのフレームは、
ブロンズを彫金し、金鍍金をほどこしたもので、
クリスタルガラスのボトルへぴったりと添っています。
上の飾りをとりますと、
クリスタルガラスの栓がブロンズに取り付けられており、
蓋になるように作られています。
紡錘形のボトルは、8面体にクリスタル・タイユを施してあり、
口にまでクリスタル・タイユがあります。
蓋にはキマイラの頭部をシメントリーに飾り、
古代ローマ風の壺の形に仕上げてあります。
「キマイラ」とは、鷲と獅子、竜が合わさったギリシャ神話にでてくる想像の動物で、
ルネサンス美術では装飾として多く使われています。
また、19世紀中期以降には、バカラやサン・ルイでは
子供の身長ほどもある、大きなクリスタルガラスにブロンズ金鍍金の装飾を施した、
古代の壺型のオブジェを作りましたが、
これはそれよりも前の時代の、ルネサンス時代様式を取り入れた
1830~40年代の王政復古期の香水瓶です。
香水や香油をいれるものとして作られましたが、
当時でもオブジェ・ド・リュクス(贅沢な品)でしたので、
飾り棚に置いて、観賞用とされていました。
ゆえに金彩もきれいで、ブロンズやクリスタルガラスにもカケ、傷はありません。
*画像通りきれいですが、19世紀前期のお品です。
N.0688 薔薇の金彩クリスタル&ルネサンス様式キマイラ・ブロンズ金鍍金の香水瓶/アンティークオブジェ
フランス 1830~40年代
素材:クリスタルガラス・ブロンズ・金彩・金鍍金
サイズ:H13cm x W4.8cm x D3.6cm
価格:Sold-
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