*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
珍しいオールド・グッチのスカーフをご紹介いたします。
モナコ公国のレーニエ3世のお妃の「グレース公妃」のため、
1967年にグッチが装飾図案家「ヴィットリオ・アッコルネロ」へ図案を依頼し制作したスカーフです。
グレース・ケリーといえば、モード界ではフランスのエルメスのケリーバックで有名ですが、
1956年に行われたレーニエ公との結婚式には、
グッチのスカーフを引き出物に使うなど、公私ともにグッチのファンでもあったそうです。
ほぼ未使用で保管されており、1960年代当時のものです。
「グッチ」と
「ヴィットリオ・アッコルネロ」のサインが模様の中にあります。
当時はシルクスクリーンプリントと言う技法で染色されており、
1色ごとに版を作り、それを職人が1色毎に刷り、色数だけこの手作業を繰り返し作り上げていました。
そしてプリントに使う色は、様々な原色を混ぜ合わし、デリケートな配色を作っていたのです。
これもオールド・グッチならでは、
象牙色をベースにフレームは「ヴェールサパン」、
フランス語で「モミの木の緑色」で、
常緑樹であることから永遠や幸運のシンボルとしてヨーロッパで好まれる色の一つです。
深いモミの緑色に、
紫や黄色、グリーンなどデリケートで多彩な色彩バランスはオールドグッチならでは、
シャンピニオンや昆虫、カエルに蛇、クモ、かたつむり、
トカゲに、トンボ、蝶々にバッタ、鳥・・・と秋の森の模様です。
当時ならではのデリケートな色合いも魅力、
縁は手縫いです。
花や蝶、昆虫、茸や枯れ葉のモティーフには、ほんとうに多くの色が使ってあります。
このスカーフの名前は「マッシュルーム」、
このデザインは作られたわずかに一秋だけだったため、数が大変少なく稀少なスカーフですが、
ベースの色が真っ白ではなく象牙色ですので優しい感じに見えるのも良いですね♪
遊び心あふれる「茸」のデザインは、
大人の女性のために♪♪♪
(クリーニング済)
*ほぼ未使用で破れ、傷、目立つシミなどはございませんが、1960年代のお品です。
ドライクリーニングでお手入れしてください。
N.0404オールド・グッチ スカーフ 秋の森 シャンピニオン・ヴェールサパン/アンティークモード
イタリア 1960年代
素材: 絹
サイズ:86cm四方
価格:Sold-
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