*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
1900年頃のアンティークバカラのクリスタルグラス&銀装飾の、
小さなグラスをご紹介致します。
3客セットで、
クリスタルグラスにはアシッドグラビュールで、文様がほどこしてあり、
底から2.3cmの幅で、銀での装飾がセッッティングしてあります。
アシッドグラビュールは、リボン模様に、
樹氷のような枝がガーランドになっており、枝と枝の間には雪の結晶がある珍しい文様です。
直径3.9cmのグラスへへ施した細かなアシッドグラビュールをご覧下さい。
フランスの銀刻印と、工房刻印があります。(1客のみ工房刻印着け忘れあり・銀刻印はあり)
銀フレームは底にかけてしっかりとセッティングしてあり、ぴったりと動きません。
古典ギリシャ様式の文様です。
花やシメントリー模様には、細かいグラビュールでの仕上げがしてありますので、
小さなオブジェでも、見るだけで繊細な印象が伝わって来ます。
高さ6.6cmのグラスは、色の綺麗なリキュールやフルーツジュース、
グラスを冷やしますと、銀がより冷たくなりますので、暑い時期の日本酒にもぴったりです。
*画像通りカケ、割れ、傷などは無く綺麗ですが1900年頃のお品です。
食器洗浄機・乾燥機のご使用はお避け下さい。通常は食器用洗剤で優しくお手入れしてください。銀部分の汚れが気になり始めたら、銀製品専用の液体洗浄剤でお手入れしてください。
磨き布で擦るのは細かい仕上げを磨いてしまうことになりますので、お薦め致せません。
* アシッド・グラビュール
加工しない部分を防腐剤で覆い、模様を削り取った後フッ化水素酸と硫酸の混合液で残りのガラス表面を溶解し凹凸模様を出す技法(腐食技法)。この技法は1771年に開発されましたが19世紀中期頃からよく使われるようになった。
アンティーククリスタルのアシッド・グラビュールは現代の品に比べて非常に細かく繊細なもので、模様も今に見られない独特な美しさを持っている。
* バカラ Baccarat
「バカラ」はフランスで1764年に創設されたクリスタルガラスのメゾンである。
アンティークの作品で18世紀中期から19世紀後期までに作製されたオブジェの多くはヨーロッパ王侯貴族や大ブルジョワによるオーダーメイドであった。
バカラの良さは、ヨーロッパで最高と言われる鉛含有率30-38%の質の高いクリスタルガラスのクオリティ、カッティングの美しさ、金彩やグラビュール(彫刻)、エッチングを施し、金や銀、ブロンズで装飾した重厚で繊細なオブジェのデザインにある。
N.0933 樹氷と雪結晶の銀フレーム・プチ・ヴェール3客セット〜古代ギリシャ様式/アンティークバカラ
フランス 1900年頃
素材:クリスタルガラス・銀(フランス銀刻印ミネルヴァ 950/1000ファーストカテゴリー)・
パリの金銀細工工房刻印:アルベール・レイ・ド・ラ・コンヴァズ金銀細工工房
サイズ:H6.6cm x 口直径4.7cm x 底直径3.9cm
3客セット価格:Sold-
お問い合わせの際は、お手数ですが上記の品番と品名をお書き添え下さい。
お問い合わせはこちらのページへどうぞ
*アンティークバカラ・フランス磁器 カタログページへ戻る*
アンティークジュエリー
ー