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1920~30年代のロングショールをご紹介致します。
羽根のように薄い絹地に、
ハンドメイドプリントで、オリエント風のモザイク文様を染めであらわしており、
長さ4m85cm、幅1m7cmのショールです。
濃いラピスラズリ色に、白を抜いた染めで、
布端には、捺染をハンドメイドで施した証の、白い点があります。
両端が文様違いで、
片方はこのようにラピスラズリ色が残っており、
もう片方は文様で終わっています。
裏側も表と区別がつかない位染められています。
このような文様は、1910~30年代にオリエントの伝統的なものを、
モダンな感覚のテキスタイル模様にしたデザインが流行しました。
当時の画家で色の魔術師と言われた「アンリ・マチス」は、
画家でありながらテキスタイルデザイナーでもありました。
「フォービズム」と言われた絵画運動の先駆者でもあったマチスの影響を、
当時のクチュリエ達も受けていました。
マチスの絵にもオリエントのモザイクで作る「モーレスク」模様の屏風が描かれ、
彼のアトリエの窓もそうでした。
「モーレスクの屏風」アンリ・マチス作 油絵 1921年 フィラデルフィア美術館
オリエントやアフリカの布地を愛したマチスは、
絵の中にも自分のコレクションの布地をふんだんに使い、
自ら染色や織り機をあやつり、デザインも起こしています。
「セビリア・自然と死」アンリ・マチス作 油絵 1910~1911年
エミルタージュ美術館 サント・ペテルスブルグ
当時、このような大変長いロングショールは、オリエント風に巻いて着けていました。
薄い絹地ですので、折り畳みますとこのくらいになります。
手仕事のたしなみのある方なら、半裁にし端を縫い、2枚のショールにも可能です。
1920~30年代ならではの、ラピスラズリのショールです。
(クリーニング済)
*手洗い又はドライクリーニングでお手入れして下さい。
*未使用で保管されており、画像通りシミ、破れ、傷などなく綺麗ですが、1920~30年代のお品です。
N.0435 ラピスラズリの青と白 〜オリエンタリズムの絹地プリント / フランスアンティークテキスタイル
フランス 1920~30年代
素材: 絹
サイズ:L485cm x W107cm
価格:Sold-
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