*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
ナポレオン3世皇帝時代の珍しいお品をご紹介致します。
フランス語で「レットレ・ド・カルトン」と呼ばれる、
手紙や大切な紙を仕舞ったり挟んでおくお品で、
「カルトナージュ」と言われるフランスの細工で作ってあります。
カルトナージュとは、厚紙や布、綺麗な紙を使ってつくるこのようなカルトンや箱を言い、フランスの手仕事の一つで、いにしえから専門の職人がいます。
表面はエメラルドグリーンのベルベット製、
表にはフランスのブーケの絵を楕円形の額へセットしガラスでおおい、ブロンズ金鍍金のフレームをつけています。
裏側もベルベット製で、表裏のベルベットには、このレットレ・ド・カルトンにあわせて型押し装飾があります。
厚みは約1.5cm、
カルトンの上端にはペンを差し込む部分があります。
開きますと、
内部は紙と絹ダマスク織り張りに、金で文字と飾りがあります。
向かって左側にはポケットがあり、
各ポケットに「メモいろいろ」「返信の手紙」「受信の手紙」
と金文字の印があります。
このようにポケットになっており、手紙やメモ紙を入れます。
ノートサイズの「レットレ・ド・カルトン」、
当時はカルトナージュ工房へ、注文主の希望の形や色、サイズをオーダーし作られました。
ベルベットの型押し技術も、サイズや素材に合わせて作られ、
セットしてあるブーケの絵や、フレームも合わせてあります。
美と実用をかねたオブジェの一つで、全てオーダーの2つとないお品です♪
* 画像通り破れ、傷などは無く全体に綺麗でお使い頂けますが、150年以上の経年の19世紀中後期のお品です。
N.0986 レットレ・ド・カルトン ナポレオン3世皇帝時代 〜カルトナージュの手紙ケース/アンティークオブジェ
フランス 19世紀中後期
素材:ベルベット・ブロンズ金鍍金・紙・ガラス
サイズ:L25cm x W16.5cm x D1.5cm
価格:Sold-
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アンティークジュエリー
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