*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
1950~60年代頃のクロコダイルの「サック・ア・マン」をご紹介します。
「サック・ア・マン」とはフランス語でハンドバックのこと、
艶やかなクロコダイルの中でも、「ポロサス」と呼ばれる最高の皮革をつかったもの、
全てハンドメイドです。
表、
裏側、
60~70年代迄はクロコダイル皮革は、もちろん稀少でしたが、自然環境が今よりもずっと良かったため、質の高い皮革がありました。
時を経ても、艶やかに輝いています。
ほぼ使用の形跡は見られず、ハゲ、傷、割れ無く大変きれいな状態です♪
両側面もクロコダイル皮革製、
幅は約7.8cmあり、使いやすいサイズです。
底、
持ち手もクロコダイル皮革製で、両面クロコダイル皮革のダブル縫いの上、
ハンドルは下から上へ、少し広がった形に作ってある大変良い作りです。
表裏とも、ベビークロコダイルのふっくらとした小さな班が、
見事にシメントリーに揃っています。
斑の大きさの感じを、手のサイズからご覧いただけるでしょうか。
爪より小さなサイズの斑の、上質な皮革です。
開閉はこちらから、
中央のパーツを上げて開きます。
このパーツは「古代ギリシャ様式」の形で、建築の装飾に見られるもので、
ヨーロッパではクラシカルなパーツ・デザインの一つです。
内部は黒の山羊革製、目立つ傷、破れはありません。
手前はポケットで、バッグを閉めて見える所はクロコダイル皮革製、
内部は2つに分かれており、奥側には2つのポケット
中央にはファスナー付ポケットで中はグログラン絹織物張り、
手前には1つの大きめポケットで、内部は山羊革製で艶やかです。
手縫いのバックは稀少ですが、その良さは、ふっくらと仕上っていること♪
デリケートな素材であるクロコダイルならではです。
フランス製ならではの細かなデザインの一つに、
ブロンズ金鍍金製の開閉パーツのデザインと、蓋にセットしたリング状のパーツがあります。
このリング状のパーツのおかげで、蓋の皮革が傷つきにくいのです。
ハンドルのパーツもデザインを統一して、
小さなパーツですが、丸くふっくらとした雫のような形に、金粒が取り巻いたデザインです。
こんな小さなことが、クラシカルな美しさを作り上げているのですね。
持ち手はパーツから38.5cmありますから、
手に持ってもコートの時にも腕に掛けて使えますし、薄着の時には肩にもかけられます。
艶やかなクロコダイル、
今ではハンドメイドでここまで凝った作り方をするメゾンはもうありません。
クロコダイルは、四季を問わずレースやシルクの質感に良く合う皮革で、
黒のセーターや白いシャツ&スカートやパンツと言ったシンプルな日常のお洋服にさりげなく持つのもマリールイーズのお薦めです♪♪♪
もちろん着物にも素敵ですね、
稀少な表裏揃ったクロコダイル皮革製の、品のあるフランスのサック・ア・マンです。
*画像通り傷、破れなくクロコダイルの班も大変綺麗ですが、1950~60年代のお品です。
N.1004 クロコダイル・ノワールのサック・ア・マン 〜古代ギリシャ様式パーツデザイン / アンティークモード
フランス 1950~60年代
素材:クロコダイル皮革・山羊革・ブロンズ金鍍金
サイズ:L16.5cm x W25.5cm x D7.8cm 持ち手L38.5cm
価格:Sold-
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