*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
フランスの1960~70年代の稀少なサック・ア・マンをご紹介致します。
ルージュ・ボルドー色のクロコダイル皮革製で、
幅33cm、高さ18cm、厚み6.8cmの少し大きめサイズです。
なによりも素晴らしいのは、大切に保管されてきたとわかる好い状態のお品であること、
そして60~70年代迄は、クロコダイル皮革はもちろん稀少でしたが、
自然環境が今よりもずっと良かったため、質の高い皮革がありましたが、
そのなかでも斑の揃った見事なクロコダイル皮革で、
その上なかなか見られない「ルージュ・ボルドー」色です。
今はクロコダイル皮革でも、化学薬品によりカラフルな染色を施し、
特殊な表面仕上げで艶やかに見せていることが多いのですが、
この当時は野性のクロコダイルの上、
染色は伝統的な方法で黒と茶色が主で、エルメスなどの高品質のメゾンでしか
ルージュ・エルメスやコニャックなどの染色は出来ませんでした。
その中でも、特にルージュやボルドーなどの赤い色は難しく、当時でも稀少でした。
表裏は艶やかで完璧なシメントリーの揃ったクロコダイル皮革です。
全体が手縫いならではの、馬の鞍に使われる技術「ダブル縫い」(革を中心に置いて、2本の糸を両方から通す手縫いならではの皮革技術、堅牢な仕上がりとなる)製も魅力です。
底、5つの保護用ビスが付属しています。
角も綺麗です。
両側面、
持ち手は表裏ダブル合わせのクロコダイル皮革製、
手仕事のダブル縫いでしっかりとしており綺麗です。
パーツデザインもフランスらしく、ストライプの彫り入りです。
開閉は中央のボタンを押し、バッグの片側を開きます。
内部はルージュ・ボルドーの山羊革製、
貴婦人の夜会服用の手袋にも使われる「キッド(英語)」製で、
大変しなやかで柔らかい皮革です。
皮革自体の仕上げに、大変な時間と費用がかかりますので、
今はもうこのような内側用の山羊革は
作られなくなってしまいましたので、当時ならではの作りです。
内部も破れ、目立つ傷、裂けなどは無く綺麗です。
片方にパチンと閉じるタイプの蓋付きポケット、
もう片方にはポケット、中央に半円カットがありパーツが飾ってあります。
また当時のメゾンのマークでしょう、紋章マークがあります。(メゾン名不明)
角の仕上げや、
見えないところの内側のフレームもクロコダイル皮革でくるんだ質の高い仕上げです。
閉じるときはバッグの両側を抑えますと閉まります。
開閉パーツに緩みはなくしっかりとしています。
パーツデザインの控えめながら美しいのはフランス製♪
ご参考までに今年の最新のモード誌で、
とても似たバッグが紹介されています。
誌面はクロコダイルバッグ+ミニバッグをお薦め、という内容ですが、
このクロコダイルバッグはイタリアのメゾンPでした。
クラシカルなバッグの中でも、このルージュ・ボルドーのバッグのデザインは、
ほんの少し横長のちょっと大きめサイズで、持つとモダンな感じがあります。
永遠のモデルなのですね♪
稀少なルージュ・ボルドー色のサック・ア・マンは
大人の女性のために♪♪♪
このサック・ア・マンをお求めの方へ、
パァジュ・ド・マリールイーズ特製、" フランス絹タフタ保存袋 " を1品差し上げます
渋い菫色のいにしえのフランス絹織物と組み紐製のオリジナルです。
バッグを保存袋で大切に仕舞っていただけます♪
*画像通り、皮革が裂けているような目立つ傷、破れ、裂けなどはなく綺麗ですが、新品ではなく1960~70年代のヴィンテージのお品です。
クロコダイル皮革はデリケートな素材です。水、油などにはご注意下さい。
雨は避けられる方が良いですが、万一濡れてしまったらすぐに拭き、よく乾かしてから仕舞って下さい。
普段のお手入れは、お使いになった後に柔らかい布で軽く拭いて仕舞って下さい。
長年の使用で艶が無くなった場合は、爬虫類皮革専用のクリームでお手入れをしてください。
N. 1106 ルージュ・ボルドーのクロコダイル 紋章印〜サック・ア・マン/アンティークオブジェ
フランス 1960~70年代
素材: クロコダイル皮革・山羊革
本体サイズ:L18cm x W33cm x D6.8cm 持ち手L38cm x 最大W2.2cm
価格:Sold-
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