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フランス、19世紀後期のブランゾン(紋章)の指輪です。
中央には古い大貴族の紋章があり両脇はライオンが2頭彫刻されています。
装飾はプレ・アールヌーヴォーと言えるネオ・ゴシック様式で、ライオンの表情は11-12世紀のゴシック装飾様式を取り入れた作品です。
指輪の後部にまでライオンが取り巻いています。
2頭のライオンが紋章を囲む形式は古代アッシリアの時代からエジプトのファラオの門やローマ帝国の凱旋門においても表され、古代より王や玉座の象徴です。
紋章は後世の結婚や合併、装飾様式によって複雑になり単純な紋章ほど古い家系で、特にこの様にゴシック様式の紋章においてはその傾向が強く現れます。
全て彫刻により作製されており、紋章には黒のエマイユが施されています。
紋章はジェノバとパリに本拠を置くとある侯爵家の紋章です。
No.104<ブランゾン>
France 19世紀後期
素材:銀・エマイユ
サイズ:L1.1cm(16-17)
価格:Sold-
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