こちらは19世紀初期〜中期のラペットというレースのストールです。
全てハンドメイドのボビンレース編みで作られています。
ラペットとは、細長いリボンスカーフのことでジャボのように首にリボン風に着けたり、
帽子から垂らして身につけたレースです。
ルネサンス風の花模様を全体に編み込んであり、所々、花や茎の中心にニードルポイントレースをパッチワークしています。
当時のリネン糸はヨーロッパで最高級のリネンといわれたフランドル(今のベルギー・オランダ)製のもの。
今ではもう作られなくなってしまいました・・・数世紀を超えても存在しているのはその糸があったからこそ・・・今でも当時のまま残っています。
象牙色のリネンですので薄く繊細に見えても強くしなやかなレースで、
さらっと巻いてもさりげなく垂らしても首周りを明るく彩ってくれます。
当時でも王侯貴族しか身につけられなかったレースや刺繍は、今でもヨーロパでは「 糸の宝石 」と言われ額に入れ飾られたりもします。
N.019 <ラペットリボン> フランス 19世紀初期〜中期
素材:リネン
L166cm x W10-12cm(糸や布ですのでサイズは「約」となります)
価格:19万円
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