*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
19世紀後期~1900年頃のウエッジウッドのブジョワール・ペアをご紹介します。
「ブジョワール」とはフランス語で「蝋燭立て」のこと、
ブルーラヴェンダーカラーのジャスパーウェアです。
模様はご存知の通り、古代神話のレリーフ装飾です。
まずは片方、
マルスと愛の女神ウェヌスに2女神、
去って行くマルスを前に、悲しそうなウェヌス、慰める女神達です。
ペガサスと英雄ベレロポーン、
二つの装飾の間には模様違いの木々や花があります。
もう片方はこちらです。
ペガサスと英雄ベレロポーン、三美神
二つの装飾の間には模様違いの木々や花があります。
蝋燭立て部分(中央の白い部分)の直径は2.1cmで、前後の蝋燭が使用可です。
台にはギリシャ模様のレリーフ、
刻印は底にあり、欠け、ヒビなどはありません。
WEDGWOOD 、ENGLAND、2、放射状のマークがあります。
2とマークは窯や職人を表す印、
このお品は1891~1908年の間に作られたことが判ります。
ペガサスと英雄ベレロポーン
ギリシャ神話では、海の神ポセイドンの息子、英雄ベレロポーンはペガサスに乗って怪獣キマイラを退治したとあります。
ジャスパーウェアは「セッ器」と呼ばれ陶器と磁器の中間的なもの、1100〜1250度で仕上げ、英語ではストーン・ウェアと言います。
デリケートな色や優しい地肌など特有の魅力があります。
拡大画像をご覧下さい。
古くなればなるほど美しさは増していきますが、
以降の鈍重なものとは全く違う、この時代らしい繊細なレリーフと丁寧な作りです。
地色は代表的なウエッジウッドブルーより、わずかにラヴェンダーがかったブルーです。
蝋燭を灯すと、白いレリーフが浮かび上がる幻想的なブジョワール、
美しい形と色は、透明感のあるクリスタル・オブジェ飾っても綺麗な印象のアンティーク・オブジェです♪
N.0456 ペガサス・アンティークウエッジウッド ブジョワール・ペア/ジャスパーウェア
素材:ジャスパーウェア
サイズ:上直径5cm x 底直径9cm x H12.5cm
ペア価格:Sold-
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