大変珍しいレースをご紹介します。
19世紀のいにしえの刺繍機で作られたモチーフです。
絹糸製で、
シルクオーガンジーへ刺繍をし、刺繍以外をすべてカットして作られた物、
時間と手間がかかった19世紀の刺繍レースです。
モチーフはウィエの花で、
「ウィエ」とはフランス語でカーネーションのこと、
カーネーションといいますと日本では母の日、というイメージが強いですね。
最近では、日本の花屋さんでも見られる様ですが、
フランスには赤やピンクといったよく見られる1色の花の他に、
花びらが薄紫からピンクに変化するウィエや、
薄緑のもの、
真っ白などカーネーションのイメージからはかけはなれた、見事な色のウィエがあり、
庭園に咲く姿は本当に美しいもの、
すっと咲いたウィエのブーケ、
庭園から一枝切り取ったような風情の刺繍です。
刺繍は立体的で、空間がきれい♪
いろいろなステッチが使われています。
これは裏側、
綺麗に始末がしてありますので、きれいです。
手仕事をされる方へ、
まるでオートクチュールのようなモダンデザインのモチーフは、
黒のスカートやトップスへ、バックなどに、縫い付けられると素敵ですよ♪
(未使用のお品です)
N.0231 ウィエのレース・モチーフ グラン /アンティークレース
フランス 19世紀
素材: 絹糸・シルクオーガンジー
サイズ:L33cm x W18cm
価格:2万円
* お問い合わせの際は、お手数ですが上記の品番と品名をお書き添えください。