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フランスのベル・エポック期、
ドームのクリスタル製フラワーベースをご紹介します。
筒型で、
口の部分に金彩が施してあります。
本体は、吹きガラス技術で面取り状に形を作り上げ、
揺らめくようなクリスタルの輝きを見せています。
金彩は口の外側に一周、
金粉を筆ではいたような模様です。
金彩はいにしえのオブジェに見られる、深みのある美しい金色で、
幾重も塗り重ねて施してあります。
カケ、傷や金彩の剥げは殆ど見られず、100年以上経た今も綺麗なオブジェです。
高さ28cm、
飾っておいても揺らめくような表面が綺麗ですし、
筒型の花瓶は、一枝、一輪の花を生けるだけでも美しく映え、
使いやすい形で、和室にも素敵♪なドーム・クリスタルの花瓶です。
*金銀彩
主に18世紀から19世紀後期の王侯貴族の注文品であったオブジェに見られる。バカラやサンルイ、クリシーの金彩は厚みがありハイキャラットゴールドを使用、100年を超えてなおその色と繊細な絵をとどめている。
* ドーム・ナンシー
1878年、19世紀後期にフランス、ナンシー発祥のガラス工房。
工芸家ドーム兄弟のアールヌヴォー様式の色彩ガラスの作品が知られており、20年代以降はクリスタルガラスの作品も多く創作する。19世紀後期から20世紀初めのクリスタル作品は数少ないながらもフランスのクリスタルの基準に添いそのクオリティは高い作品が発表された。ドーム兄弟は、ナンシー派アーティスト集団「エコール・ド・ナンシー」の副会長も務め、フランスのガラス工芸の先駆者でもあった。
数々の受賞があり1900年パリ工芸博覧会では金賞、そしてレジオン・ドヌール勲章を受賞、現在もドームの名は引き継がれている。
N.0610 クリスタル・ドーム・ナンシー 金彩の花瓶/アンティーククリスタル
フランス 1900年頃
素材:クリスタルガラス・金彩
サイズ:直径9cm x H28cm
価格:Sold-
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