レース織の「クーヴェルチュール・ド・リ」をご紹介します。
「クーヴェルチュール・ド・リ」とはフランス語で「ベッド・カバー」のこと、
1920~30年代、フランスのコットンリネン製レース織です。
19世紀から20世紀初めの人手のかかる織り機で、ゆっくりと織られたレース織物です。
サイズは長さ2m40cm、幅2m、(フリンジ約7cmは含まず)
バラのブーケとリボンに天使、
フレームは古典ギリシャ模様のクラシカルな織り模様で、
地模様は多彩、
周囲にバラのブーケが流れ、
フレームはギリシャ模様です。
織り地はコットンリネン糸ならではで、厚みのあるしっかりとしたもの、
この織り地には立体感があります。
モザイクのような地模様に、
色はオフホワイト、
真っ白ではなく、アイヴォリーがかった柔らかい感じの白です。
フレームは、全周を同じ糸の長さ約7cmのフリンジで縁取ってあります。
現代ではもう織り機と糸がないため、このような凝った織り地で、細いリネン糸を密に織ったレース織物はもうありません。
いにしえはこのようなレース織物は、ベッドカバーのほかに、ソファーやテーブルにも使っていました。
楽しい夢を見れそうな、「クーヴェルチュール・ド・リ」です。
(クリーニング済)
*手洗い又はドライクリーニングでお手入れをして下さい。
*画像通り、破れ、目立つシミ等はなく綺麗ですが、1920~30年頃のお品です。
撮影光やパソコンの環境で色がムラに見える場合もありますが、実物は均一の白色です。
N.0405 クーヴェルチュール・ド・リ バラとリボン&天使・古典ギリシャ模様/アンティークレース織物
フランス 1920~30年代
素材: コットン・リネン
サイズ:L240cm x W200cm フリンジ約L7cm
価格:5万円
* お問い合わせの際は、お手数ですが上記の品番と品名をお書き添えください。