*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
大変珍しい、18世紀の香水瓶をご紹介致します。
クリスタルガラス製で、
クリスタルタイユで面取りがしてあり、
その上に金彩で薔薇やリボンが描かれています♪
ルイ16世王時代のお品で、
蓋にも金彩がほどこしてあります。
19世紀中期以降の、職人技を極めたバカラやサン・ルイのお品が、
その前の時代よりも多く登場する以前の、
クリスタルガラスがごく僅かな王侯貴族の人々だけのものだった時代のオブジェです。
割れ、目立つカケはなく200年を越えたお品としては、金彩もいい状態です。
蓋や香水瓶の口には、小さなカケのようなものが見られますが、
これは作成時からの物です。
当時、後世にあるような精緻に削れるグラヴュール盤がまだ存在せず、素朴な盤で作られており、
多少のゆがみやチップはそのまに使われましたが、それが魅力ともなっています。
金彩は全体にほどこしてあります。
当時、化粧台へ飾る為に作られ、
王室付きのクリスタルガラス職人の、
手仕事の跡がみられるような、18世紀ならではの、
今ではほとんど現存していない稀少なもので、
当時の貴婦人のデリケートな雰囲気が伝わってくるような香水瓶です。
* 画像通り割れ、目立つカケなどはありませんが、18世紀後期のお品です。
*金銀彩
主に18世紀から19世紀後期の王侯貴族の注文品であったオブジェに見られる。バカラやサンルイ、クリシーの金彩は厚みがありハイキャラットゴールドを使用、100年を超えてなおその色と繊細な絵をとどめている。
*クリスタル・タイユ
回転板を回しながらクリスタルガラスを刻む技法。
ダイヤモンド、キャレ(四角)、エトワール(星)等の名がついた幾何学模様を中心とした非常に多くのバリエーションがあり、それらの凹凸を違え模様を組み合わせ完成したデザインが刻まれ、1つのオブジェへ各技法と技術毎に4〜5人の職人が携わり完成させる。
バカラは1824年に、水力エネルギーによる回転板技術を取り入れた最初の工房で、最も完成度の高いオブジェを創作するに至る。
N.0901 薔薇とリボンの金彩・18世紀・ルイ16世王時代の香水瓶/フランスアンティーククリスタル
フランス 18世紀後期
素材:クリスタルガラス・金彩
サイズ:Sold-
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