*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
コレクション・ピースのセーブル窯、
ティーカップ&ソーサーをご紹介致します。
フランスでは「レティキュレ(網状の)」と呼ぶ「透かし彫り」で、
金彩に薔薇文様の手彩色、
カップは「ダブルフェイス」と言われる二重構造になっており、
持ち手はバンブー(竹)です。
セーブル窯は18世紀中期に始まったフランス国立の磁器窯です。
この「竹透かし彫り」のモデルは19世紀後期から始まり、
セーブルにあるフランス国立陶磁器美術館にも保存されている磁器です。
素晴らしいのはカップの蜂の巣状の透かしで、
オープンワークは素焼きの時点でカットし実現します。
角を鋭角にしますと焼く時にわれやすい為、丸くなりがちですが、
さすがセーブル窯は、切り口が綺麗な鋭角で、見事な蜂の巣状になっています。
また透かしの奥に磁器があるものは特に「ダブルフェイス」と呼ばれ、セーブル窯の中でも高度な技術が必要で、制作も少なく珍重されます。
裏側には刻印と年代が記されています。
ソーサーも同じオープンワークです。
手彩色の絵付けは可憐なフランス庭園に咲く、
薔薇や青いブルーエなどがガーランドになっています。
ミュージアムピースのお品です。
*カケ・割れ、傷などなく画像通り綺麗ですが、成形年1913年/装飾年1916年のお品です。
N.0970セーブル窯・金彩薔薇文様・ダブルフェイス・竹透かし彫りティーカップ&ソーサー/フランス国立窯
フランス 成形年1913年/装飾年1916年
素材:セーブル磁器
サイズ:カップH4.2cm x 直径7cm ソーサー直径12cm
価格:SOLD-
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