12/30
今朝は0度と寒くなったパリ、オルセー美術館から見えるセーヌ川も凍りそうなくらいです。風邪など召されませんように暖かくして、良い年越しをお迎え下さい。
12/25
今日は聖なるノエル、ヨーロッパでは家族が集まりお祝いをする大切な日。そんな日にロシアのオールドシュカを知りました。「私はもう70歳を超えたけれど、人生は始まったばかりでとてもおもしろい」と話すコンドラシェバさんは市井の女性、でも今はモデルをしています。男女問わず年齢を重ねた人に魅せられました。
→ オールドシュカ・サイトへ12/20
ノエルまで後4日となり、街はますますイルミネーションが綺麗です。本格的な寒さがやってきたパリでも、マフラーをぐるぐる巻きに厚手のコートで真冬のいでたちの人が歩いています。コートを着ている犬もいました。
12/10
12世紀頃からフランスの聖堂ではじまったステンドグラス、厚いガラスを通すのは、燦々と照る真夏の光よりも、優しい冬の光が似合います。アンティークのステンドグラスを現代の家にはめ込むのも素敵、窓も良いですが家の中の壁に取り付けるのもアイデアです。ご興味ある方は
お問い合わせ下さい。12/5
クリスマスローズって不思議な花ですね、花びらにみえるところは、実は「ガク」だそうです。それに殆どは春に咲いて、12月に咲く種類はほんの一部、それでもクリスマスローズと聞くと、冬に咲く神秘的な花を思い浮かべます。
11/30
本日に配信のマリールイーズからのパリ便りでは、エルメスの職人技を実演画像でご紹介しています。エルメスで販売しているあらゆるお品の技術を公開、ご覧になりたい方はこちらの
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11/26
「カフェ」といえばパリやウィーンが知られていますが、パリでは1杯のカフェが店内の場所によって価格が違うのをご存知ですか? カウンターでの立ち飲みが一番お安く、次は店内のテーブル席、そして一番高いのがテラス席、冬でも屋外ヒーターでホカホカしていますから、コートを着込んで熱いカフェオレを楽しんでみるのも良いですね。
11/22
日本からいらっしゃった方が「パリは空がとても高く大きく見えますね。」と仰っていました。建物が低いから、または緯度が高いからかでしょうか。パリの緯度は北海道の網走あたりです。寒すぎないのは暖流のおかげですが、海が暖かいと陸も暖かいと子供の時に習っていても、やはり地球って不思議だなあと思わずにいられません。
11/16
ただいま「クラ−ナハ展」が東京の国立西洋美術館で開催中です。ルネサンス時代のヴィッテンベルク宮廷画家は、神話や聖書のテーマや肖像画を独特のタッチで描いて人々を魅しました。500年前の装いやジュエリーなど細かいディティールを見る楽しみもありますね♪ お近くの方はお運びになってはいかがでしょうか。
▶ クラーナハ展―500年後の誘惑 会場:国立西洋美術館
会期:2016年10月15日(土)~2017年1月15日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分 毎週金曜日:午前9時30分~午後8時
※入館は閉館の30分前まで、クラーナハ展は土曜日の夜間開館はありません。
休館日:月曜日(ただし、2017年1月2日(月)は開館)、2016年12月28日(水)~2017年1月1日(日)、1月10日(火)
続いて、関西圏の方にも朗報です。来年に大阪の国立国際美術館でも開催されます。詳しくは
こちらのページ をご覧下さい。
* 上の2画像はクラーナハ作品ですが展覧会とは関係はありません。
11/12
パリは連日5~6度とすっかり冬支度になりました。陽のささない日も多くなってきますが、冬の寒さは自然には必要で、夜は明けて必ず朝がくるように季節も巡ってゆきます。皆様もどうぞお風邪など召されませんよう、寒い日には無理されずこれからの季節をお過ごし下さい。
11/9
「あかねさす、紫野ゆきしめのゆき」と万葉に歌われていますが、千年近くを経ても鮮やかな、紫草や紅花などの植物染めの裂や小物が今秋の正倉院展で展示されたそうです。先日はフランスの9世紀のリネン衣の刺繍の茜や青、黄色が綺麗まま残っているのを見ましたが、植物の力の素晴らしさには驚かされますね。
11/4
パリの人がカフェで過ごす時は? なんとほぼ毎日だそう、住宅事情は厳しくて小さなアパルトマンが多いので、おしゃべりはカフェで、が定番です。
11/1
フランスは冬時間が始まりました、日本との時差は8時間。今日は早起きしてルーブル橋を歩いていたら、日出づる瞬間に出会いました。とろりととろけそうな太陽が半分見えて、空には飛行機雲がまっすぐに延びています。良い一日になりますように・・・
10/26
芸術の秋に、以前にもご紹介のマリー・アントワネット展が25日から始まりました。18世紀前後に日本から海を渡った素晴らしい漆器も展示されます。お近くの方はお運びになってはいかがでしょうか。
▶ 公式サイトへマリー・アントワネット展 ヴェルサイユ宮殿監修 美術品が語るフランス王妃の真実
会期:2016年10月25日(火)-2017年2月26日(日)会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー (東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)
開館時間:午前 10時-午後8時(但し、火曜日および10月27日(木)は午後5時まで)
※入館は閉館の30分前まで
10/22
とあるホテルの入り口に自転車がありました。泊まり客に貸し出しする最近のサービスで大変人気だそう、パリは東京でいうと山手線内に収まる小さな町、スイ〜っと回れそうですね。でも自転車は車道か専用道を走らなければなりませんから、くれぐれも車にはお気をつけ下さい!パリジャンの運転はとても荒いですから。
10/19
フーシャの花って可愛いですね、まるで帽子を被った貴婦人のよう。お店の入り口に鉢植えが上から吊ってありました。淡いピンクと深い赤、どちらも見事に咲いていました。
10/15
今年の秋の流行色は久しぶりに茶系のよう、歩きやすくて疲れないスニーカーが大流行中ですが、加えてパリではこんなショートブーツも人気です。トリュフチョコにまぶしてあるパウダーのような色に、ピーコックブルーがフランスらしい靴が飾ってありました。バイカラーって素敵ですね。
10/12
初秋のセーヌ川で釣りをしている人がいました。いったいなにが釣れるのかしら?鯉やナマズなどの淡水魚に、水質が良くなった最近はサケものぼって来るとか。釣りには許可証が必要ですが、1日ライセンスもあるそうです。左の建物はかつてのロスチャイルド家邸宅で、今はアラブ石油王のもの、夕食はセーヌの魚料理でしょうか。
10/6
「ダバダバダ…」のメロディとフランス女優アヌーク・エメの美しさが印象的なラブ・ストーリー「男と女」のデジタル・リマスター版が50周年になる10月15日に日本で公開されます。アヌーク・エメは今84歳、一度だけ道で見かけましたが美しい人でした。
全国の劇場はこちらのウェブサイトでご確認下さい。(画像の矢印をクリックすると、音と映像が流れます。)
* 動画は終了しました。
10/1
「モードとインテリアの20世紀展 - ポワレからシャネル、サンローランまで -」が東京「パナソニック 汐留ミュージアム」で開催中♪
フランスの昔の版画に出てくるポワレのドレスなど、逸品揃いの展覧会です。お近くの方は、初秋の散歩に加えてみてはいかがでしょうか?
・モードとインテリアの20世紀展 - ポワレからシャネル、サンローランまで -
期間:開催中~2016年11月23日
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)※毎週水曜日は休館日(ただし11月23日は開館)
会場:
パナソニック 汐留ミュージアム 9/25
パリのメトロの椅子は、マルチストライプ♪ 電車に乗るのも楽しくなりますね。そういえば高速鉄道では、フランスのクチュールデザイナーのクリスチャン・ラクロワのデザインの車両がありました。車内は紫と赤・・・劇場のようでした。
9/19
「香水、それは触れる事の無い幻影・・・贅沢な蜃気楼・・・クリスタルの中の宮殿・・・」と話すのは、神秘的なフランスの香水師セルジュ・ルタンス。
古代の壁画が描かれたパリのパレ・ロワイヤル宮にあるお店は、菫色の迷宮のようでした。
9/14
「青いパパイヤの香り」という映画が印象的だったトラン・アン・ユン監督の最新作「エテルニテ」(永遠)がフランスで公開されました。フランスのブルジョワジーの100年の物語、主演はアメリで有名になったオードレイ・トトゥ。クレーム・ブリュレをスプーンでコツコツ叩いていたアメリが19世紀末の婦人を演じています。
(画像の矢印をクリックすると、音が出て予告編が流れます。)
* 動画は終了しました。
9/8
パリの9月は明るい陽気が続き、瑞々しいシダの葉が光に当たって輝いていました。まるで緑のレースのよう。そういえば、緑色の植物染料は天然では存在せず、黄と藍をかけて緑色を作るのですが、自然にはこんなに緑があふれているのに、不思議ですね。
9/5
今秋の東京で「マリー・アントワネット展」が開催されるそうです。秋の楽しみの一つに加えてみられてはいかがでしょうか。展覧会詳細は、こちらの
▶ ウェブサイトへマリー・アントワネット展 ヴェルサイユ宮殿監修 美術品が語るフランス王妃の真実
会期:2016年10月25日(火)-2017年2月26日(日)会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー (東京・六本木ヒルズ 森タワー52階)
開館時間:午前 10時-午後8時(但し、火曜日および10月27日(木)は午後5時まで)
※入館は閉館の30分前まで
9/1
秋のモードが街に登場しはじめ、綺麗な色がウィンドウに飾ってありました。今年の色はボルドーや赤に深い紫と、収穫した西洋すぐりや葡萄、くわの実や熟した木苺に苔桃などの、美味しそうな果物色のよう。しっとりとしたカシミヤやウールが恋しい季節が始まります。
8/30
バカンスから街へ人が戻り始めました。先週の猛暑もあり、街路樹はもう枯れ葉になって路に積もっています。庭の植物も、向日葵や薔薇の明るさから野原やイギリスの庭に咲くような草花の儚げな風情に変わり、夏の終わりを感じています。さて、今年の秋はなにをしようかしら?
8/27
夏の終わり、空も少し高くなり流れ雲がみられるようになりました。処暑を過ぎると暑さもやわらぎ、秋の訪れを告げるように木の葉の色が変わり始めています。パリから列車で1時間も過ぎると田園や森ばかり、広々とした大地で牛や羊が牧草をはんでいます。夏の疲れが出やすい頃、どうぞお気をつけてお過ごし下さい。
8/24
ムッキーちゃんをご存知ですか?晩夏はフロリダから届くグレープフルーツを沢山いただきますが、美味しくて皮をむきすぎ爪が割れたりしていました。そんな話をしたら送られてきたのが柑橘類の皮むき器 " ムッキーちゃん " 。するっと剥けて、何個でもまかせて!という感じです。日本には便利なものがありますね。
8/20
どんな花もきれいですが、中でも薔薇は種類が多くて色彩豊か、ヨーロッパの薔薇は、1800年初めにフランスの皇后ジョゼフィーヌが、オリエントから入って来た原木から2000を越える種類を作らせ広まりました。花名には " ジョゼフィーヌ " はもちろん、華やかなピンクの" オルレアン公爵夫人 " 、深紅の " 枢機卿 "、赤白ストライプの " ヨーク&ランカスター " 、大きな大きな " 王の薔薇 "などと、どれも物語がありそうな名前ですね。
8/17
塗香という香料をいただきました。塗る香りと書いて「ずこう」と読み、もとは仏様に供えたり、僧侶が体へ塗りお清めと邪気をよせつけないようにするためだそう。墨のような良い匂いで、香りに敏感なフランスの人達にも好評です。お寺で感じるいい香りはこれだったのかもしれません。
8/8
誠に勝手ながら、今週は夏期休暇をいただきます。
次の開店は17日(水)になります。期間中の対応などの詳細は
" 最新ニュース " をご覧下さい。
皆様もどうぞ健やかな夏をお過ごし下さいませ。
8/4
8月になってパリは本格的なバカンスに入り、観光地をはずれたカフェは静かです。
夏はトマトが美味しい季節、イタリアでは「トマトを毎日食べると病気知らず」と言われますが、化学的にも抗酸化物質が豊かであると実証されているそう。完熟をソースに、新鮮な生をバジリコや玉ねぎとサラダになどレシピも豊富、これからの暑い1ヶ月、真っ赤なトマトで元気に過しましょう。
8/1
小さな頃の夏休みの宿題に「空き箱を使って」という図画工作がありました。
グリムやアンデルセンのおとぎ話に魅力を感じていたのか、母からもらったお菓子の箱から出来上がったのは、細長くて屋根がある何処の国のものとも言えない不思議な家でした。
その家はこんなに素敵ではなかったけれど、どこか懐かしいペーパークラフトを見つけました。
7/29
麻のシャツは勿論、麻の下着、背広、手巾、着物、麻のものはすべて好きである。・・・上等の麻の、どこかに珈琲色の糸の織り混ざったような、落ちついた白の色、着ると冷たく、涼感があり、熱帯のような真夏の暑さを瞬間忘れさせる、と書いたのは明治の文豪森鴎外の娘で、作家の森茉莉でした。リネンの服にボルサリーノの、フランスの「殿方」です。
7/25
19世紀英国の女性写真家、ジュリア・マーガレット・キャメロン展が、東京の三菱一号館美術館で開催中です。
詩人のテニソンを古代の哲学者に見立てたり、子供が天使になったり、幻想的でロマンティシズム溢れた作風は、写真で絵を描いたと言われました。
展覧会詳細は、こちらの
▶ 三菱一号館美術館 ウェブサイトへFrom Life―写真に生命を吹き込んだ女性
ジュリア・マーガレット・キャメロン展
会期:2016年7月2日〜9月19日
会場:三菱一号館美術館
開館時間:10:00~18:00(金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで 〜月曜休館(但し、祝日の場合と9月12日は開館)
7/22
ルーヴル美術館のガラスのピラミッドが消えてしまった?
ガラスに写真を貼り、ピラミッドが消えて見えるのは、パリのストリートアーティスト" JR " の、少し前のだまし絵パフォーマンス、パリジャンには「パリの顔にできた傷跡」とあまり好かれていないピラミッドですが、見えなくなるとちょっと寂しく感じるものですね。
7/18
なにかに向かってがんばっているのはタイルのお店の看板犬、
フレンチブルドッグのオーナーさん曰く、仕事にかこつけて作ってしまったそう、
どんなにがんばっていても、この姿には微笑まずにはいられません。
7/13
東京の渋谷文化村ザ・ミュージアムで開催中の「トワル・ド・ジュイ」展のお知らせです。
「トワル・ド・ジュイ」とは、17世紀の終わりにインドからヨーロッパへ入り、宮廷貴族が夢中になったフランスのプリント模様です。
花を着る、田園を着るがテーマの展覧会詳細は、
こちらの
▶ Bunkamura ザ・ミュージアム ウェブサイトへ西洋更紗トワル・ド・ジュイ展 〜アントワネットも愛したフランスの布
会期:2016年6月14日〜7月31日 会期中無休
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
開館時間:10:00-19:00(入館は18:30まで)毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
▶▶▶ アクセス7/9
フランス全土で7月1日より、ビニール袋が禁止になりました。
全てのお店で、たとえ食料品店でも使えませんから、今年の夏のパリでは帆布の大型トートや、かごバックなどをお洒落に仕上げたマイバックが流行中です。
7/6
少しづつ、いろんな花がある時はどうしていらっしゃいますか?
彩りも自由に、可愛く一輪挿しに並べているのを見つけました。
7/1
古代ギリシャ時代の壺いろいろ、
テラコッタ色の絵付けも魅力ですが、形を際立たせる真っ黒にも惹かれます。
6/28
増水も収まったセーヌ川、川岸の遊歩道も見えてきました。
雨でいきいきとした木々が風にそよいでいます。
東洋美術のギャラリーで、優しいブーケと微笑みに出会いました。
6/23
セーヌ川の橋から、オルセー美術館を望んで、今にも雨が降り出しそうな空模様、
最近豪雨が多いので、貧相な傘しか売っていないパリで困っています。
雨でも紫陽花だけがいきいきとしています。
6/22
夏になると服よりも目につくのがジュエリーやバッグに靴、
古代から装粧品は、美しさだけでなく、お守りとして、そして大自然への敬虔な心から身につけられました。自分だけの一品を見つけたいですね。
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