*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
フランスのアンティーク、リモージュ磁器のセットをご紹介します。
未使用で保管されていたお品で、
平皿6枚、スープ皿6枚、計12枚のセットです。
素晴らしいのはリモージュ窯ならではの、硬質で雪のような白い磁器肌、
その上今ではもう作られなくなったダブルクッションでの金彩文様で、
瑪瑙石で磨き仕上げです。
もちろん金彩は18金以上のハイキャラットゴールドを使用し、
まるでジュエリーのように、金をたっぷりと使っています。
驚くような細かい仕上げを下の拡大画像でご覧下さい。
まずは平皿、
直径25cm、高さ2.9cm、
縁には幅2cmの金彩があります。
文様は「麦の穂」とマーガレットの花、
フランスでは「麦の穂」は豊かさのシンボルとしてさまざまな装飾品を飾っています。
特に食卓で使うお皿にはぴったりのモチーフです♪
マーガレットは太陽を思わせる形で、光のシンボルで、これもフランス人好みの花の一つです。
金彩は「ダブルクッション」、
つまり2度焼き付けて作ってあります。
1度目は土台になる艶消し部分、拡大しますと粉のような細かい凹凸に仕上げてあるのがわかります。
幅2cmの中にこの文様が施してあります。
いかに細かいかわかりますね♪
2度目は麦の穂とマーガレット、この模様は盛り上がっていて、
まるで平彫りを施したような仕上がりです。
最後に瑪瑙で表面を磨き上げ、麦の穂とマーガレットの部分へ艶を出しています。
このような仕上げは全て手作業で、
今のものは金のシールを焼き付けており、もうこのような技術は使われていません。
裏面には、
「リモージュ フランス ダブルクッション金彩仕上げ 」
「シャスタニエール工房作 リモージュ フランス」
のサインがあります。
次にスープ皿、
直径23cm、高さ3.3cmで、
平皿と同じ金彩の文様仕上げです。
裏面も平皿と同じです。
有名なファッションデザイナー、ココ・シャネルは自分のシンボルの一つを「麦の穂」にしていました。
シャネルの往年の部屋には麦の束を足に見立てたテーブルが飾ってありますし、
ドレスや、幻と言われる存在の数点のジュエリーにも麦の穂のモチーフを使っていました。
クラシックなサイズで、お食事に、ちょっとしたオードブルにと使いやすく、
スープ皿はパスタやサラダ、シチューなどにも大活躍のサイズ感です。
光や太陽を示すマーガレットと、豊穣のシンボルの麦の穂は、
食卓に豊かさと、自然への感謝、そして食べる楽しみを与えてくれます。
明るい金彩は見た目も美しく、食事も美味しく頂けそうなセットです♪
*未使用で保管されており割れ、傷、カケなどなく画像通り綺麗ですが19世紀末〜1930年代のお品です。
食器洗浄機、乾燥器、電子レンジは使用不可、柔らかいスポンジで食器用洗剤でお手入れして下さい。
*リモージュ磁器
パリから約400キロに位置するフランス南西部の街、「リモージュ」はヨーロッパ有数の磁器の都です。
18世紀、1776年頃に磁器の主原料カオリンの鉱脈がこの地で発見され、リモージュのシンボルとなる大変白く薄くしかも強靭な磁器が作り出されます。
「磁器のクリスタル」と云われ、1776〜1780年に頃には王立専属工房となりフランス宮廷生活を彩り、食器だけでなく芸術磁器を創作、時計、人形、装飾花瓶など装飾全般に及びました。
19世紀は質、デザイン共に栄華を極めリモージュにおいて最も美しい磁器を作り出しました。専属画家を工房にフランスならではの洗練されたデザイン、アーティスティックな絵付けを施した磁器をヨーロッパのみならずアメリカへ輸出し成功を収めました。
知られている工房では、そのエレガントな風情から白鳥の磁器と呼ばれたジャン・プーヤ、ホワイトハウス御用達でアメリカでも成功したアビランド、クリーム地色が特徴のベルナルドー、レイノーなどがあります。
N. 1137 麦の穂 雪白のリモージュ磁器12枚セット 平皿&スープ皿 〜ダブルクッション金彩/アンティークフランス磁器
フランス 19世紀末〜1930年頃
素材: リモージュ磁器・金彩・彩色
平皿サイズ:直径25cm x H 2.9cm スープ皿サイズ:直径23cm x H3.3cm
12枚セット価格:Sold-
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