*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
古い時代のヴェネツィアングラスのネックレスをご紹介いたします。
長さは39cm、
直径14mmから8mmの総計17珠のヴェネツィアングラス・ビーズを繋いでいます。
「ミルコローレ」とはイタリア語で「千の色彩」のこと、
沢山の色ガラスをまるでモザイクのように仕上げています。
ヴェネツィアングラスは、古くは中世から製作が始まり、
ルネサンス時代の16世紀頃には発展し繁栄しました。
18世紀にクリスタルガラスが登場するまで、
ヨーロッパ王侯貴族たちの憧憬のガラスで、品々はヴェネツィアから各国へ渡りました。
ヴェネツィアングラス独特のロック・クリスタルのような透明感や、
色彩の鮮やかさは当時でも神業と言われ、
ガラス職人は門外不出で、素材やマエストロの持つ技術は長い間秘密にされていました。
このネックレスは伝統的なヴェネツィアングラス独特の技法で作ってあります。
パーツひとつひとつが全て違い、
非常に多くの色ガラスを使いまるで色のモザイクのように仕上げてあります。
その上、1色づつ全てが金属的な輝きをつけてあり、
虹色に輝いていますし、金も含んでいます。
360度、
パーツには上下にメタル金鍍金製の花型が2段にセットしてあり、
その間に金色のガラスビーズを2珠づつはさんだデザインです。
1つのパーツを360度見て見ましょう、色彩が違うのがわかります。
全てのパーツでこのような作りになっています。
水色の矢印のように、メタル金鍍金製の2段の花型にはところどころ経年変化が見られます。
(10倍に拡大してこのくらいの見え方です。肉眼ではあまりわかりません。)
ガラスパーツはカケ、割れ、ヒビ、傷などなく大変綺麗です。
留め具は同じくメタル金鍍金製のねじ式でしっかりとしまります。
当時ならではの、ヴェネツィアンレースのような彫り状文様があります。
「水晶のような透明度」と「輝き」を持つ独特のヴェネツィアンガラス、
歴史ある技術と手業で作られた、凝ったガラス細工は、
同じものが二つと無く、
季節を問わず楽しめますし、
アンティークジュエリーと組み合わせるのも素敵です。
大人の女性の装いのために♪
* メタル金鍍金製の部分についての記載以外は画像通り破損や傷はなく綺麗ですが、20世紀前半のお品です。ガラス製ですのでジュエリーと同じように丁寧にお取り扱い下さい。
* ヴェネツィアングラス
ヴェネツィアでのガラス製作の起源は、オリエントとの貿易から技術が伝わった中世頃から始まったと伝えられ、15〜16世紀のルネサンス時代に繁栄した。
ルネサンス時代には素材や技法の独自の開発が行われ、職人は門外不出とされるほど、高い芸術性を誇り、各国の王国貴族のコレクションに当時のオブジェが残されているほどである。
ヴェネツィアングラスには、清流水のような透明度と強い輝きがあり、色彩と様々な技法を駆使した仕上げが特徴である。
ガラス職人による手仕事で、吹きガラスにより作られ、細く引き伸ばして形作ったり、非常に薄いガラスも作ることができた。
技法には銅を混入したメタリックガラス、レースや網目、ひび割れ状など様々な文様の挿入、2色以上の色ガラスを重ねた被せガラス技法、金銀彩、モザイク、虹彩、気泡の挿入技術などがあり、全て職人による手作業のため、二つと同じものが無い。現在は伝統を継承したムラーノ島で作られている。
N. 1199 ミルコローレ&金彩 モザイク ヴェネツィアングラス ネックレス
ヴェネツィア 20世紀前半
素材:ヴェネツィアングラス・メタル
サイズ:L39cm 直径0.8cm~1.4cm
価格:Sold-
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