*** こちらのお品はSold-となりました、ありがとうございました。***
フランス、19世紀後期のリモージュ磁器ペアです。
弾くとクリスタルのような音がする薄く白い磁器に,
ハンドペインティングでブーケが絵付けされています。
カップとお皿の周囲には金彩があります。
ブーケはラナンキュラスを中心にリラやバラ、マーガレットなどフランス的な花々を描いています。
お皿は四つ葉クローバーのような形で、カップも上から見ますとお皿と同じ形です。
また両方にロココ風のデザインが凹凸で表されています
持ち手にも金彩があり、ロココ風の形です。
この大きさはカフェや紅茶に使え、
薄い磁器の口当たりの良さは一度使うと忘れられない感覚です。
このラナンキュラスは、ルネサンス絵画にもみられる古風な種類で、
多くの花びらの重なりが描かれています。
絵付けはリズムがありデリケートな色で、ベルエポック期のフランス的なリモージュのセットです。
*ほぼ未使用のお品で、画像通り傷、カケ無く金彩も綺麗ですが19世紀後期のお品です。
*洗浄は柔らかいスポンジで、規定の量と時間をご確認下さり磁器用漂白剤はお使い頂けますが、電子レンジ、食器洗浄機、たわし等固いものは使用不可です。
N.0151 リモージュ磁器 カップ&ソーサーペア ラナンキュラス・ブーケ/アンティークリモージュ磁器
フランス 19世紀後期
素材:リモージュ磁器・絵付
サイズ;ソーサー直径5.5cm x H6.2cm 皿直径12.8cm
ペア価格:Sold-
* リモージュ磁器
パリから約400キロに位置するフランス南西部の街、「リモージュ」はヨーロッパ有数の磁器の都です。
18世紀、1776年頃に磁器の主原料カオリンの鉱脈がこの地で発見され、リモージュのシンボルとなる大変白く薄くしかも強靭な磁器が作り出されます。
「磁器のクリスタル」と云われ、1776〜1780年に頃には王立専属工房となりフランス宮廷生活を彩り、食器だけでなく芸術磁器を創作、時計、人形、装飾花瓶など装飾全般に及びました。
19世紀は質、デザイン共に栄華を極めリモージュにおいて最も美しい磁器を作り出しました。専属画家を工房にフランスならではの洗練されたデザイン、アーティスティックな絵付けを施した磁器をヨーロッパのみならずアメリカへ輸出し成功を収めました。
知られている工房では、そのエレガントな風情から白鳥の磁器と呼ばれたジャン・プーヤ、ホワイトハウス御用達でアメリカでも成功したアビランド、クリーム地色が特徴のベルナルドー、他にはレイノルドなどがあります。
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